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2008年03月04日

強膜内シリコンボール挿入術

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強膜内シリコンボール(シリコン義眼)挿入術は、主に視覚を喪失した緑内障眼に対する救護法であり、緑内障末期で牛眼を呈している場合、あるいは様々な緑内障治療を実施したにもかかわらず視覚回復の見込みがない場合に、眼疼痛や角膜障害からの開放を目的に適応される方法のひとつです。また緑内障以外の疾患に対しても、外観上の変化に対する美容形成法として、あるいは看護負担の軽減のために試みる価値のある方法と思われます。
強膜内シリコンボール挿入術の適応例として圧倒的に多いのは牛眼です。牛眼は眼疼痛、角膜障害など様々な問題を引き起こすほか、オーナーや治療に携わる獣医師にとっても非常にストレスとなる病態です。強膜内シリコンボール挿入術は、牛眼および緑内障の苦痛から永久に開放するための救護療法として、生活の質(クオリティー・オブ・ライフ)の向上を期待できる方法と思われます。
写真のラッキーちゃんは驚くほど眼が大きく可愛い顔でした!・・・が、目が閉じられず重度の角膜障害が見られたため、強膜内シリコンボール挿入術を適応しさらに可愛い顔になりました。
posted by かけはた at 18:32| 眼科診療室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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