かけはた動物病院
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2007年04月26日

目の病気「涙や目やには不調の徴候」

wnei1.jpg犬や猫は人に比べて視力が弱いとされています。その分、聴覚や嗅覚が発達しており、視覚障害があっても住み慣れた環境ではすぐに順応し、普通に暮らしていることがよくあります。視覚障害で物にぶつかる、何もないところに向かって吠えるなどの症状が出ず、飼い主も気付かない目の疾患が病院で見つかることも少なくありません。
 視覚障害をひき起こす可能性のある疾患には白内障や緑内障、乾性角結膜炎、網膜剥離、進行性網膜萎縮などがあり、遺伝的な要因も指摘されています。家庭では涙と目やにが増えた点や、目の白濁などから何らかの不調をみつけることもできます。動物の眼疾患は治療が困難なことが多いのですが、白内障手術をはじめとする専門的な眼科治療が可能な病院も徐々に増えてきました。
 長生きが可能になって疾患が多様になるのはペットも人間も同じです。言葉を話せないペットに代わって体の異変を見つけることも獣医師の仕事の一つです。眼疾患に限らず早期発見・早期治療のため、若くて健康であっても年一回の検診をお勧めいたします。

(2002.6 記)
posted by かけはた at 18:02| コラム「ペットと暮らせば」回顧録

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